混沌の闇に誘われし旅人の手記

うちのこおんりィエエエエエエエエアアアアアアアアアアアアアアアアアああああああああアアアアアアアアアッハアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!!?!??!!?

【企画】英雄譚をもう一度

––語り継ぐ、そして伝説はうまれる


◇概要
 神話や伝承に登場する英雄同士で戦ったり闇堕ちしたりほのぼのしようぜみたいな感じです。なんでもありっちゃありです。
 キャラクターのモチーフについては、神話や叙情詩などに登場する英雄たちでお願いします。「これ大丈夫ですか?」みたいなのあったらお気軽に質問してください

◇ストーリー
 伝説として永き世の中を語り継がれる者たちがいる。『英雄』と謳われ、物語の中に生きる戦士たち。
 その物語たちは多くの人々の手に取られ、心に触れ、まごう事なき『伝説』となったとしても。
 いや、伝説であるからこそ、誰もが知るものだからこそ、それはただの『物語』の枠組みを超える。

 かくして、英雄譚は繰り返される。

◇キャラクター
・原型<アーキタイプ>
 無数にいる英雄達の原型と呼ぶべき存在。「聖域」と呼ばれる絶対不可侵の空間に保管された、書物たちを本体とする英雄たち。唯一無二の存在であり、概念的な存在。故に不死の体を持つ。
☆原型は、たとえば北欧の「ジークフリート」やケルトの「クー・フーリン」などの神話英雄の概念そのもの。特別な存在で、ひとつの英雄の名につき一人しか存在していない。基本的に現世に干渉せず、模倣英雄たちを見守っている。
※「原型」の英雄を作成したい方はご一報ください。

・模倣英雄<イミテーション>
 原型たちの数多の側面を映し出した英雄たち。「模倣」とあるが決して彼らは偽物などではなく、原型も彼らもすべからく本物である。
 人々の願いや妄想、著者の誇張により英雄はいくらでも姿を変えるため、同じ英雄でも正反対の性質を持つ事さえある。
☆英雄譚というものは、同一の物語でも原典と異なる記述をした物語が数多く存在する。そんな英雄たちの多様性を体現したかのような存在が模倣英雄。生まれ方は多種多様で、ある日物語に憧れを抱いた普通の人間が覚醒することもあるらしい。それどころか人間だとさえ限らない。いずれにせよ、その者が有する記憶は英雄のものであり、模倣といえど本物である。

・堕英霊<スピリット>
 模倣英雄の中でも邪悪な側面を映し出した英雄、または戦いの途中で希望を見失った英雄たち。
 その目的は単なる破壊か、あるいはもっと恐ろしく深遠なる計画の一部などという噂もある。
☆英雄と謳われし者とて、完全なる正義を貫き続けられるわけではない。力を使うのではなく力に使われてしまえば、簡単に堕ちていく。まあ要するにわかりやすい闇堕ち枠。模倣英雄と同じく、堕英霊も英雄の側面であり、まごう事なき本物である。

依代<アニマ>
 神の力を身に宿した存在。神域で眠っている神々が、世界の危機を察知して力を分け与えている。
 神の力は軽々と扱えるようなものではなく、強靭な魂と精神が必要とされる。彼らは選ばれし存在と言えるだろう。
☆人類の危機とあっては、神々も黙ってはいられない。神々は既に人々に干渉する力を無くしているため、力を与えることによって協力の意思を示した。とはいえ、意志の弱い人間に力を与えれば押し潰される危険すらあるので、依代として選ばれる物の数は決して多くない。

並列世界
 歴史の流れの中に普遍的に存在している異世界。この世界が生まれた時から共にありながら、時間の概念がない。望めばいつでも並列世界に行くことができ、時空を超える事も容易いが、時空を超える力を乱用しすぎると身体に負担がかかる。
 英雄の存在証明である原典を保管している「聖域」と、神々の意識と記憶を保管してある「神域」がある。神域に親がいる英雄もいる。

◇「英雄譚の再来」
 そもそも、英雄が現世に干渉し現れるようになった理由は「英雄譚の再来」と呼ばれる災害のせい。
 たとえば「ファヴニール」や「ヤマタノオロチ」など、神話に現れた化け物が現世に現れるようになったり、かつての争いに酷似した騒動や戦争が頻繁に起こるようになった事が主な影響としてあげられる。ほとんどの人間は、災害と英雄譚の関連性に気づく事はない。どれだけ物語と似通っていても誰一人として普通の人間は気づくことはないことから、人の判断力を鈍らせるフィルターのような作用もあるらしいことがわかった。

◇語り部
 模倣英雄たちの前に度々現れる謎の少女。
 飄々とした態度で掴みどころがなく、服装は出会う場所により違うがいずれも長い髪に分厚い本を抱えた姿で現れることがわかっている。

◇「原型」英雄一覧
ランスロット(よるさたん宅)
・クー・フーリン(小梅宅)
・ノーデンス(長江宅)
フェンリル(エル宅)
・ディルムッド・オディナ(篠宮宅)
・スサノヲ(まめおじ宅)