混沌の闇に誘われし旅人の手記

うちのこおんりィエエエエエエエエアアアアアアアアアアアアアアアアアああああああああアアアアアアアアアッハアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!!?!??!!?

おもり

 重い。

 ……重い。

 苦しい。
 その言葉が、僕には重い。苦しい。
 優しい言葉が、すこしの拒絶が、何もかもがおもりにしかならない。

 放っておいてほしいのに。
 君には、僕が何に見える?
 僕には、僕が、なんでもないものにしか見えない。
 なんでもない。
 僕はなんでもないものでしかない。
 きっとそうだ。僕は、神様でも聖人でもない。ひとだ。

 ただの、ただの人。
 だから、疲れてしまう。
 好かれることに、
 嫌われることに、
 愛することに、
 愛されることに、
 生きることさえも、
 疲れて、しまう。

 そんな自分が、死ぬほど嫌いだ。
 殺したいほど、憎らしい。
 それと同じくらい、愛おしい。なぜならそれは、

 ただ、そんな穢らわしい、ただのにんげんが、僕であるから。

 ただのにんげんの、よわい、心。
 脆い、こころ。
 それは、ほんの少しの重りで軋んで、ぱきりと折れる。それほどに、脆い。
 すべてのことばが、僕の重りになる。
 ごめんなさい。
 遅かったのだろうか。
 ごめんなさい。

ああ。
重い。

痛い。