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混沌の闇に誘われし旅人の手記

うちのこおんりィエエエエエエエエアアアアアアアアアアアアアアアアアああああああああアアアアアアアアアッハアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!!?!??!!?

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旧校舎の幽霊

夏だというのにひんやりとした空気に身を震わせ、富士見陽介は外を見ていた。 彼が立っていたのは、人も寄り付かぬ旧校舎、その入り口の前だった。というのも、突然の土砂降りで、傘も持っていなかった彼が雨宿りにと逃げ込んだのがここだったからであり、で…

ゆめかうつつか

足下に響く、ぴしゃりという小さな水音は、水たまりを踏んだ時のそれとよく似ている。けれど、ここは室内だから、雨が振り込むわけがない。ならばこの水たまりはなんだろう。 窓もシャッターも半端に締め切られ、廃墟と化したショッピングモールはもはや牢獄…

断ち切る迷い

「久しぶりね」 抑揚のない冷淡な声が聞こえる。振り向くと、槍を携えた懐かしい幼馴染が立っていた。 「……カノープス!王都まで来ていたの?」 「ええ、久々に王国に戻ったから、ついでに」 そう言いながら、城下街を見渡すカノープス。 「何年経っても、変…

私の父は、この街の一帯を牛耳るほどの権力者である偉大な人物だとよく聞かされてきた。しかし、忙しいとのことで父に会える時はほとんどなく、退屈になるとすぐ使用人たちを振り回し、遊び相手にとあてがわれた奴隷たちを着せ替え人形にして遊ぶ、とんでも…

時には視界を開いて

少しくらいなら問題ないだろう。そう思いつつも躊躇いながら、僕は目を開けた。 少しの空白、その先には、あどけなく無防備な顔で眠る兄さんがいる。 規則正しい寝息と、それに呼応して静かに上下する肩。頰に張り付き、揺れる緑の葉。固く閉じられた瞼と、…

灼けた村と雨の話

灼け朽ち、虫の息遣いさえもなく静まり返っていたその小さな村に、今は雨音が響いていた。 雨の音は、嫌いじゃない。むしろ、屋根や壁を打ち付けて、流れ落ちていく水の音はなかなかに風情があり、落ち着くものである。 とはいえ、もうこの村には打ち付ける…